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949 あきらさん
こんばんは。
今はスーパーモニターに徹しているケーナインです。
他ならぬ、あきらさんからのご質問なのでちょっとだけ上陸いたします。専門家じゃないけど、内緒でね。
7年前というと30代後半ということですね。その時期に矯正に踏み切るとは、かなりひどい状態だったのでしょうか?
しかもブランケット・・・えっ毛布? 毛布かじってたんですか?
噛むのはシーツの方にしてください。おっと失礼。
ブラケットですね。マルチブラケットを付けてたんですね。
お察しの通り、年齢の高さと歯の動きの悪さは比例します。
歯の移動のメカニズムは、ある一定方向に長時間力が加わると、押された歯根側にある歯槽骨の内面に破骨細胞が出現し、骨を吸収していきます。反対側は逆に造骨細胞が出現して、新しい歯槽壁を作るのです。
何を言ってるか解りますか? 要するに歯を移動させるにも、細胞レベルの働きがあるっつーことです。完成された成人にはちょっとキツイってことがお解りですね。
でも決して無理ではありません。
でもリテーナーに移行するまでに矯正出来たんですね。
油断して装置を外しておくと、折角矯正された歯が戻ってしまいますよ。移動させた歯は元に戻ろうとするのです。
高いお金かけて移動させたのに、厄介な奴ですね。
リテーナーはあくまでも維持装置なので、歯を移動させる機能はありません。どうしても違和感が無くならないようなら、担当医にご相談ください。
人によっては生涯リテーナーを必要とする場合もあります。
根気良く治療してください。「綺麗にしたい!」という気持ちも細胞活動を活発にさせます。
筋肉だってそうじゃないですか。レオタードのおねえちゃんのお尻眺めて100回ダンベルやるのと、使っている筋肉を意識して集中してやる20回とどちらが効果があるか。でしょ?
検診は半年に1回受けてますね。それでよかです。
「私の年齢じゃ無理かな」と決して思わないことですよ。何事もね。
そんじゃーまたねー (ザッブ〜ン)