>>337　ボンさんへ

私は小学校高学年くらいの時期から親に「矯正しよう」と言われていました。
でもその当時いじめられっこだった私は、その時以上にいじめられる原因を作りたくなくて断固拒否していました。

だけどいじめも解消され、少し心に余裕が出来た高校卒業後に「先生の話を聞いて嫌だったらやめればいいから・・・」という母に連れられて矯正歯科を訪れ、自分自身で矯正の必要性を認識したので始めました。

もっと年をとって入れ歯を作るような状況になった時。
「その時にきれいな歯並びの入れ歯を作って入れればいいんだから」と思っても、そういうわけにはいかなくて
がたがたの歯並びなら、その通りに。
私のように出っ歯だったら出っ歯のままの通りに。
その人のもともとの歯並びに合わせて作るものだと聞いて、本当にビックリしました。

それに歯並びが悪いのは見た目が悪いだけではなくて
絶対に口の中のどこかで悪影響を及ぼしているという事。

きれいに磨けているようでも歯垢が残ってしまって　
虫歯になったり歯石が溜まりやすくなったり。
そうなると必然的に口臭も出てくるようになるし。
歯が悪いと内臓にも良くないし。
悪い事づくめです。


日本ではあまり普及してませんが、欧米では歯がきれいで歯並びがいいのは当然で・・・矯正にかかるのは当たり前だそうです。
見た目が良いだけではなくて、やはりそれなりに理由があるんですね。


あと、矯正の器械を付けているとこれからの恋愛に影響を与えてしまうかもという心配も少し出てくるかもしれませんが。
それは心配ないと思います。
「歯並びの矯正をしていて、きれいになる為に頑張っている」という相手を、器械の見た目が悪いからと嫌うほうがおかしいですし。
私は矯正の器械が付いている最中、恋愛もしたし彼氏もいたし何の問題もなかったです。


口内炎のお話ですが・・・　
器械をはめて口の中がその状態に慣れるまでの数か月間はあちこち口内炎が出来てとても辛かったです。
器械の当たりをソフトにする軟らかいロウのような物をつけるのですが、それでも口内炎ができてしまって大変でした。

それと矯正による痛みは、初めの数週間は食べ物も満足に噛めないくらい痛くて・・・食べ物を丸呑みしたりしてました。
それで更に胃を悪くして口内炎が増えてしまったりしましたが。

娘さんの今の状態が、トロンボーンを吹いた事で口内炎が出来てしまうくらいなら
早目に矯正を始めた方がいいかもしれません。
お口の中の状態もあまり良くない感じですし・・・。

絶対に吹けなくなるわけではないですし　
その辺は矯正歯科の先生に相談されてはいかがでしょうか。
器械に慣れてくれば器械による口内炎はなくなりますし　
痛みもほとんど感じなくなりますから。　


矯正はした方が絶対にいいです。
器械をはめていて見栄えが悪い時期なんてホンの少しの間です。
それから先の人生をずっときれいな歯並びで過ごせる事を考えたら、すごく得ですよ。

私も出来る事なら下の歯並びを元のきれいな状態に戻したいと考えているくらいです・・・　

私のレスで「後で（大人になって）すればいいや」と、娘さんに簡単に考えて欲しくはありません。
きちんと先生と話をして、今始める事に納得できないのなら大人になって始める事にしてもいいかもしれません。
でも「親も安く終わらせたいみたいだし、自分も今は器械をはめるなんて嫌だから後にしてしまえるなら後にしよう」なんて軽く考えて欲しくはないです。

私は親にお金の負担を掛けたくなくて矯正を嫌がっていたという理由もありました。
ボンさんが「お金があまりかからない方法を・・・」という考えを持っていては、娘さんが余計にしたがらないかもしれません。

最初の器械のお金がとても高くつきますが、あとは少し生活費からやりくりすればなんとかなる金額でした。
通院１回に３０００円くらいだったかな？　
数か月に１回定期検査で２〜３万でした。
貯金をするつもりで、娘さんの歯や口のなかだけの問題ではなく体調の事を考えて・・・これからの人生の為の貯金という感じで。


絶対にプラスになりますから、矯正期間の数年よりこれからの何十年の事をしっかり考えてもらうようにお伝えください。