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72 勉強中の学生さん
ありがとうございました。自分は車椅子を利用する障害者でないことあらかじめお話ししておかないといけないこと。
実際には利用している人の体験談がいいことを先日の書き込みと今の書き込みについてあらかじめご了承ください。
前の自分の文章で4行目のエレベーターに乗れないというのはエスカレーターの間違い。またはエレベーターに「しか」乗れないと加えていただくと言いたい趣旨の文章になります。失礼をいたしました。
車椅子の段差などでの介助のことです。電動車椅子でない車椅子のお話です。
実際に見て説明するとすごく楽なのですが、文章で書かせていただきます。
歩道などの段差を上がる場合です。その場合はキャスターを段差につけたあとにステップバーを踏んでキャスターをあげて、同時に段差を越えて着地します。
そして、車椅子をそのまま押せば段差を上がることができます。
その押すときには手で押せればいいですが、力が足りないときは片足を車椅子の背中の部分にあてて体で持ち上げるようにするといいです。
エスカレーターとかで車椅子を長く傾いた状態にあって、支える場合も手で支えるのではなく、片足を車椅子の背中にあてる(ひざをたてないように注意)ようにして体で支えるようにすると手だけが疲れずにすみます。
エスカレーターの上りは何度か介助をしたのですか?いかがでしたか?
下りはキャスター上げをしながら前向きで降りるときは上りと似ています。エスカレーターを上るときはキャスター(前輪)を黄色い枠の上の段に合わせておくと勝手にキャスターがあがって、その状態になったら後輪を段差に押し付けて体を車椅子に密着させればよくて、降りるときはエスカレーターの段差がなくなるときに前にのめらないように注意することです。
下るときは介助者・車椅子ともに後ろ向きで車椅子と介助者の間隔をあけておいて、エスカレーターの段差に車椅子のキャスターがあがるようします。これも黄色い線を目印にします。
そのあとにキャスターがあがったら後輪を段差に押し付けて介助者も車椅子に密着するようにします。下るときは車椅子を引いてから段差に押し付けるという格好になりますが、上るときは進行方向の段差に押し付けるだけでいいというのが違うところと思います。
そして、降りるときは介助者が後ろ向きなので、車椅子は勝手に平らになりますが、介助者が転ばないように後ろを注意する必要があります。
そして、エスカレーターもすべてが同じではなくて、注意していると平坦な部分が長いものがあります。そのエスカレーターの場合は平坦な部分が長いために車椅子が傾くまでの時間がかかるために介助しやすいと思います。
一人で乗るときは両手をエスカレーターのベルトにつかまって以上の手順をやります。怖いけど、新鮮な体験です。
段差を上る(越える)ときにキャスター(前輪)が上の段におくことができれば、車椅子に足・体を密着させて体で押し上げるという感覚で乗り越えることは容易です。段差を下るときは後ろ向きが比較的楽だし、キャスターよりも空気の入っている後輪が先に段差を降りるために、後輪が降りたあとにキャスターをゆっくりと下ろすだけでいいのですから・・・。
後ろ向きでも、キャスター(前輪)を下げないように注意してみてくださいね。(これも書き忘れていました。)
昔(15年くらい前の話です)の車椅子講習をやっているようで懐かしいです。当時より今はエレベーターや多目的トイレなど設備は充実していますね。
でも、介助する経験があると何かと役立ちますからがんばってくださいませ。
自分の主観で書かせていただきました、ご了承ください。
答えられる質問があればまた書かせていただきます。
乱文にて失礼をいたしました。