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1069 結論から申しますと、まずい部分もありますが、仕方ないでしょうね。
みみさんは、きっと田舎での生活は始めてだと思いますが、都会と違って田
舎の場合は、プライバシーの半分が無いようなモノと思うのがよろしいでし
ょう。
それと、場所によれば、近所のつながりは、家族以上であったりします。
(人を呼ぶときに下の名前で「太郎」とか「美子」とか呼ぶでしょ。)
この辺が馴染めない方が多いのではないでしょうか。
また、田舎の人は、人の家ばかりか心の中にまでズケズケと悪気無く土足で
入ってきますし、うわさ話も大好きですから、この辺に馴染めないと厳しい
でしょうね。
しかもその土地土地の風土というかしきたりというのがありますので、「郷
に入っては郷に従え」という事が出来ない人は、田舎暮らしは大変です。
特に年配の方は、昔の隣組や講組(こうぐみ)という村組織をいまだに気持
ちの中で持ってますから、特に新しい参加者(みみさんのように新しくお嫁
さんとして村に来た人)に対しては、自分達の尺度で理屈を押しつけて来ま
すから、もう精神的に参るでしょうね。
それでも10年という期間を生活されてますので、今から生まれ変わったよ
うに田舎に溶け込んで同化するのは困難でしょう。
で、対処方法ですが、「近所」という概念について、少し考え方を変えれば
どうでしょう。
家が近いから近所と、まぁ普通は申しますが、それだけではなく、精神的に
近い人を近所と思えばよろしいのではないでしょうか。
今のみみさんと気の合う人が近くにいらっしゃるなら、その方とご近所付き
合いをすればどうでしょうか?
偶々家が近いからといって、気が合うとは限りません。
しかし、もう付き合うつもりが無いと言って完全に閉ざしてしまうのは、ま
ずいでしょうね。ずるいようですが、お愛想笑いでの挨拶程度の付き合いは
するべきだと思いますよ。(それが大人の付き合い方です)
話はコロっと変わりますが、みみさん10年間。ご苦労様でした。風習の違
う場所(特に田舎)での生活が如何に大変かについては、私自身が身をもっ
て経験してます。ただ、私の場合は、仕事という自分の居場所を持ってまし
たが、もし、みみさんが専業主婦の方でしたら、そのご苦労たるや相当なも
のであったと推察します。
ただ、最後に少し田舎の弁護をいたしますと、郷に従ってしまえば、人々の
暖かさは感動モノというのが田舎の良さの一つですね。