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673 コトダマさん
コトダマさんにとってとても辛い経験を私のためにお話下さり、申し訳ない
気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
コトダマさんの娘さんの、お母さんに会いたいというお気持ち、そしてコト
ダマさんの娘さんに対するお気持ち、まるで自分のことのように感じられ、
拝見していて胸の詰まる思いでした。
コトダマさんのお立場は、丸々今の母親の立場だと思います。
こんなに一生懸命育てているのに、愛情をひたすら傾けているのに、どうし
て別れた父親の肩を持つようなことをするの、と。
コトダマさんの仰るように、きっと母親は私を父親に取られるのでは、と不
安に感じていたのだと思います。
だからこそ、私の不用意な行動(父親の家に行く)に深く傷付き、思わず感情
を爆発させてしまったのだと思います。
それなのに、「家に行ったくらいでどうして怒られなければならないの」と
思うなんて、本当に嫌な子供ですよね…。
別れた父親は母親と同じように私にとってはかけがえのない親――、それで
も、母親と生きる道を選んだ以上、私は父親のことを忘れなければいけない
のかもしれません。
そう思っているのに、やっぱりできなくて…。
今でも私は何をすべきなのか分からずにいます。
ただ言えることは、両親のことは少しも恨んでいないということです。
離婚は、決して間違いではありませんでした。
それが二人にとって最善の道だったと、今でも私は信じています。
ただ、ごめんなさいと。
二人を繋ぎ止める存在になれなくて、本当にごめんなさいと。
子供の私が偉そうに言うことではありませんが、コトダマさんも頑張って下
さい。
娘さんは、コトダマさんのこといっぱいいっぱい愛していますよ。
だけれど、お母さんのことも同じくらい愛していることをどうか分かってあ
げて下さい。
かけがえのない親を嫌いになることなんて、子供には絶対できないんですか
ら…。
私はまだまだ子供で未熟ですが、それでも母親を支えていけるように頑張り
たいと思います。
そして許されるなら、父親の支えにも…。
支離滅裂な私の相談に乗って頂き、本当にありがとうございました。