子育てに家事に仕事、それは大変ですね。
男性か、アスリート並の体力があるなら夜の方も出来るかもしれないけれど、子育てにも、家事にも、仕事にもそれぞれ全力投球している女性には無理だと感じますね。
男性は、仕事には全力投球でも、子育ても家事も親戚付き合いも近所付き合いも、"お手伝い"程度、それなら性欲も感じられるでしょう。
家族として暮らし、生きていく為には今何をすべきか、何が大切かを考えた時に、男女では順位が違うんでしょうね。
私は女なので、まずは子育て。子供のためなら会社も休みます。
次に仕事。働かなければ、夫の収入だけでは暮らせません。
そして家事。やはり、家庭の習慣や環境がかなり社会生活に影響しますので、まずは家族の健康に重点を置き、食生活と生活リズムを規則正しくし、衛生面に気をつけて清潔、整理整頓を心がけ、親兄弟と仲良くし、地域に関わり…
夫は
年に1度だけある子供の運動会で、係りをした。
365日中の60日だけ、夕飯の後片付けをした。
義母さんが退院する日にだけ、車の運転をした。
日本の社会が大昔からそうなのだから仕方がありませんが、仕事さえしていれば偉い人と、私より数万円稼ぎが多ければ一家の大黒柱と、男性は成り得ます。
たったこれ↑だけの「お手伝い」で、父親を、夫を担えたと満足出来るようです。
こちらも、たったこれ↑だけに対しても感謝し尊ばなければ、罰当たりで不届き者の嫁だという、世間様からの評価を受けます。それが、嫁、母親対しての日本社会の価値感で、それが重く一方的だからこそ現代は少子化なんだと思うのです。
「お〜い、バスタオル取ってくれ〜」
たった往復4〜5歩でタオルは自分でも取れますが、仕事から戻る途中で買い物をし、子供を迎えに行き、家に着き子供達に手洗いうがいをさせる間に購入物を定位置に片付け、急いで洗濯物を取り込みつつ子供達に着替えや宿題を促し、一時間かけて夕飯をこしらえている間にも、子供達が今日はお弁当を残さずに食べているのか、持たせた水筒の残り加減でちゃんと水分補給出来ているかチェックし、持ち帰って来た学校からの連絡事項などに目を通す。
今日の出来事を一人一人に聞きつつ15分で食し、TVを見ながら談笑しつつ洗濯物を畳みアイロンをかけ、子供達に再び宿題や明日の学校の準備を促しそれを手伝いながら、夕飯の後片付けをしていると、そんな私にバスルームから夫の呼び出しが…
365日、ヘトヘトです。
リーマンのように飲んで帰って来るんでもない(貧乏だからだけど)、ギャンブルもしない、DVもない、真面目に働き、たまには手伝いもしてくれる、善き夫ですね。
が、無理なんです本当。
夫婦の、夜の方の生活までこなそうとすると体をこわし、もう何度も入院しました。
申し訳なさから、離婚しても構わないと申し出ましたが、この7年夫は、レスに耐えてくれています。
私にとって大切なのは、子育て、仕事、家事、その次に夫婦関係(夜の営み以外の方)で、夜の営みはまたその次なんです。
それが男性は、仕事、夜の営み、子育て、夫婦関係、家事だから、ズレが生じるんだと感じています。
やはり、相手を思いやるお互いの歩み寄り、理解し合おうと努力する姿勢が大切だと思います。