人は物心ついた頃には赤ん坊の頃の出来事をすっかり忘れてしまいます。
その頃、最も親に面倒をかけ最も大きな恩を受けており、絶対に忘れては
いけない記憶であるのにも関わらずです・・・。たとえ思い出せない記憶で
あっても、私はそれを想像し感謝できる人間でありたいと思います。
赤ん坊は、自分の力で食べることもできない、排泄を処理することもでき
ない、病気になってもなんの対処もできない、ないないづくしです。その
ような自分の力だけでは生きることもできない赤ん坊の頃の記憶が忘却され
ずに残っていたら、親に足を向けて寝られないほど感謝しても仕切れない
恩義を抱えて生きていくことになります。
もしかしたら、子が親から巣立ちやすくするために、あえて赤ん坊の頃の
恩を忘れてしまうようにできているのかもしれませんね。
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