[相談]
父が生前にこしらえた借金のことで相談します。株式投資が好きだった父は、良く、他人から金を借りては投資、そしてあま
り上手くいかない、というのを繰り返していました。貸した人達の殆どは、
そんな父に対して、しかたないなあ、とあきれるだけで、明確に返せと言っ
てくる人はいませんでした。が、去年、まだ、父が存命している間に、返し
てくれ、と言ってきた人が現れました。
その人は、わたしにとって義理の伯母にあたる人で、伯母によると、父に、
今から20年以上前に相当額(500万円以上)の金額を預けたそうです(父の書
いた預り証のコピーを送ってきました)。
また、伯母は、わたし宛に手紙を書いてきて、父は、元気な頃に、そのうち
の4割を返していたのですが、残り6割について返してほしい、と、わたし
宛に手紙を書いてきました。
その頃、父の体調は決して優れていた訳ではないのですが、父の年金がある
程度貯まっていたこと、と、容態の方もある程度は安定しており、直ぐに、
悪化して亡くなるとは考えていなかったこと、また、父が入院した際には伯
父伯母に厄介になったことなどを考慮して、去年の夏頃、返しても良い、と
いう返事を伯母に(手紙で)してしまいました。
その手紙を書いてから数ヵ月後に父は亡くなり、葬儀代、戒名代などで父の
貯金がどんどんなくなってしまいました。そんな中、伯母から父の預かり金
の残りを返して欲しい、との催促が来ました。
わたしは、伯母に会い、当時とは状況が変わってしまい、全額の返済は無理
だ、と訴えたのですが、伯母は聞く耳を持たない雰囲気でした。また、この
時の伯母の、非常に意地汚い顔つきを目にしてしまい、返す気が一気にしぼ
んでしまいました。
しかし、去年の夏に書いた手紙で、返す、と書いてしまったことが気になり
ます。そこで、父の預かり金を認め、返すと宣言してしまっている以上、や
はり返さなければならないのか、悩んでいます。
わたしの人の良さから招いてしまった事態になると思いますが、伯母の意地
汚さを見るにつけ、出来る限り伯母に返したくありません。何か妙案はある
のか、または無いのか、教えていただけたら幸いです。