私は、選挙制度において、つくづく納得のいかないことがあります。
例えば、小選挙区で立候補している前職Aさんに失望したことで、今回は
Aさんには落選して政界から足を洗っていただきたい。
そう思って、AさんではないBさんに投票したとします。
見事Bさんが当選し、Aさんは小選挙区で落選しました。
ようやくホッしたのもつかのま、なぜか落選したはずのAさんが
「バンザイ」をしているので「はぁ?」という感じです。
これが比例代表制度のマジック(罠)です。詐欺に遭った気分です。
Aさんは、小選挙区だけではなく比例区の名簿にも名前があったのです。
そして小選挙区で落選したのにもかかわらず、比例区で当選したのです。
これは、当選といえるのでしょうか。私は納得がいきません。
選挙とは、誰のための何のための制度なのでしょうか。意味がわかりません。
これでは、政党内で力をもっているような、政党が当選させたい人であれ
ば、例えば比例名簿1位であれば、まず(だれでも)当選してしまいます。
これが民意の反映といえるのでしょうか。
小選挙区で負けた=それは民意ではないのでしょうか。
今回の選挙の代表的なケース(あくまでこれに適合するケース)としては、
東京18区で落選した菅直人氏の比例区での復活当選などがあげられます。
こういった現象が全国で山ほど発生しています。
どう考えても、比例代表制における国民のメリットが思い浮かびません。
思い浮かぶのは政治家・政党側からみたメリットしか思い浮かびません。
しいて無理やりこじつけるならば、誰に投票したらよいかわからない
政治オンチな人が、投票しやすいように党を投票できる比例代表制がある
とかぐらいしか・・・。
あなたは国民にとって比例代表制はメリットがあると思いますか?
比例代表制に問題提起します。
皆さんはこの制度にどんな意見をお持ちでしょう。
おしゃべり掲示板!みんなの話題共有サイト
みんなの疑問、質問、相談、体験談、意見、情報が誰かの役に立っています。