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609 naoさん
こんにちは、中3出テナーサックスを吹いている鳳華と言うものです。(とは
言っても引退しましたが(苦笑
結論からいうと、JAZZサックス奏者のような音を出すにはマウスピースを変え
なければなりません。
サックスを買った時についてくる様な(3Cとか)物はクラシック向けのマウス
ピースで、ソレでJAZZ風な音を出そうとするのならキツイものがあります。
では、JAZZ風のマウスピースというのはどんな物かって―のは、恐らく普段
使っているマウスピースの口の先端部分は下の方に下がっていると思います。
でも、JAZZ向けの物はソレが下向きではなく大きく上の方に開いています。
JAZZ風な音を出そうと思うのなら、まずマウスピースを変えてみたらいかがで
しょうか。
でも、そのマウスピースで吹くと凄い音のコントロールが難しくて、しっかりと
安定した息の量と、それを支える腹筋がなれば大変難しいです。
そして、そのマウスピースで吹く際のコツなのですが、前に使っていたマウス
ピースのアンブシュアを1時的に忘れ、音程も気にせず唇の力を限り無く抜いて
吹いて行って練習していくとJAZZの音が出て来ます。
そして、今から言う事が一番大切な事です。
JAZZのマウスピースの方でJAZZの音を出すのに慣れてしまったら、前に使って
いたクラシック向けの方で以前の様な音を出そうとするとしたら、ソレは大変難
しい事です。(僕に教えてくれたプロの先生もそう言ってました)
JAZZの時での『アンブシュア』で慣れたら、クラシックでの『アンブシュア』
は壊れたと思っても間違いではありません。
ですので、本気でJAZZの音を目指すのでなくコンクール等でクラシックの曲を
まだ吹くという場合には、JAZZの音色を頭から目指すのではなく、底の深い音
色を求めた方が、1人のサックス奏者としてJAZZやクラシックなど幅広く臨機
応変に対応出来るのではないかなって思います。
あとビブラートは息が楽器に負けないように出せる様になれば、練習しても構わ
ないと思いますよ。
どれくらい習ったとかそれまでの時間で練習内容を変えるよりかは、今自分がビ
ブラートを練習しても全然構わない、と自分で思える様になれば僕はいいと思い
ます。
では、長々と失礼しました。
2年生ならまだ残り1年間もありますし、もう後がない僕にとっては羨ましい限
りです(笑
最終的には息がどんだけあるかとかより、様はやる気です
あと1年間じっくりと練習すれば凄く上達します応援しています頑張って
ください