DOGさん
最近やっとリードの鳴りについて少し自分なりにわかってきたのことがあるので
少し書き込みします。 見分け方は よく本とかに書いてあるのですが
リードを電灯に透かして見て左右が均等に トランプのダイヤの上半分の様に透けて
見えるものです。(正確にはこの尖がっている部分はすこし丸みを帯びた山型です。
でもこれはほんの見た目でしかありません)
で次ぎにどうやって判断しているかというと、私の場合 MPだけに
付けて そのリードがどのくらい共鳴できるかを音と振動で判断します。
(SAX 本体に付けるとなると多数のリード判別でいちいち楽器のネック
からリードをはずしたりしなければならないので面倒。)
でその鳴るリードの条件とは MPを軽く咥えた段階で息をすーと入れてる内に、
(最初に息を入れた段階ではリードは全然湿っていないので2〜3分くらい息を吹き
かけます)少しの湿り気でそんなに力まなくてもリードが振動しだすことです。
低い音は オクターブのCくらい?から ピッチベンド?か喉の形を
「オ」から「イ」へ変えていくとオクターブのAくらいまで変わっていくのが
スムーズにできるハズです。
このときリードがこの喉に動きに追随しなかったり 最初っから音が途切れ
途切れにしかでないリードは鳴らないリード(この段階では)です。
(或いは振動させるために下唇を押し付けてやっと音を出しているリードも
鳴らないリードです。こういうリードはやっと振動させたとしてもかなり
かん高い音しか鳴りません。)
私の神様リードというか良くなるリードはこのピッチコントロールにも
スムーズに付いていきます。
私は初心者なので硬いリードで、振動するのに多量の肺活量を要求される
ものは避けています。アンブッシュにも悪影響がでると思われるので。
リードの好みはSAX奏者それぞれどのメーカがいいかということは
言えません。(現在私の使用しているリードは ヘムケの2半と マーカジャズの
2半です)
あと以前SAXを習っていた人からもらったリコーのオレンジ箱の2半が
あるのですが これはどうやっても箱に入っているリードのほとんどが上の
鳴らないリードに相当しました。 これでも肺活量の多い上級者は鳴らすと
思われますが 現在の私の力量からいって無理だったので諦めました。
(現在でもこの全体がオレンジ色のリコー 25本入りのを売っているかどうか
疑問ですが・・・・・)
でこの鳴らないリードをよく観察していたところやはり葦が年月が経ちすぎた
せいかどうかわかりませんが茶色の色が濃いのです。先端に見えてくる葦の
繊維も ヘムケなどと比べて茶色っぽいです。あと気がついたことは リードの
質が ヘムケなどの方が木目細かい繊維であると実感しました。
現在売っているリコーはこの限りではないと思いますが・・・・誤解がないよう
御願いします。ヘムケでも全部が良く鳴るというこはありません。
前回買ったもの 1050円?(5枚入り)で3枚くらい良くなったのですが
今回買ったものは5枚の内 4枚がよく鳴りませんでした。当り外れがあるみたいです。
でこのあまりよく鳴らない、MPを付けて吹いてみても音が途切れ途切れになるもの
にどうやって対処しているかというと、最近ある方法にチャレンジしてかなりの
確立で神様リードまでいかなくても鳴らせる方法を発見しました。この続きとリードの
育て方は 第2章に書こうと思っています。