私の住む町ではこんな感じです。
都道府県:香川県
自治会費:年間3600円(月300円)
集金時期:4月
会費支払:暗黙の強制なのかな?
集金方法:班長が各家を回って集金
お住まい:戸建
特記事項:
自治会という活動の運営を続ける以上それなりに費用がかかりますので、会費というものは必要なのかもしれませんが(自治体から補助金のようなものが出ているらしいです)、何もかもが「例年通り」という言葉がしっくりくるように、活動内容も集金金額もほとんど変化がないようです。
基本的には、自治会員となった住民が自治会費によって受ける基本的な恩恵としては、自治体の広報誌を配達してもらえるのと毎月不燃物や資源ごみ、紙・段ボールなどのゴミを決められた場所に捨てることができます。毎月ゴミ収集所で班長さんが交代でゴミ分別の補助、年に2回近所の清掃活動をしてくれています。自治会費はそのときにお手伝いをする班長の手間賃(時給800円程度)などにも使用されているようです。以前はボランティアかと思っていましたが一度班長を経験したことで実態を知りました。
それから、会報誌制作費(ほぼ活動報告)や定期的な集会に参加した人への飲み物配布(500mlペットボトル1本)、防災訓練などでお世話をする役員への報酬などに使われているようです。一度だけ、災害が起こったときのために、防災ヘルメットが各家庭に1つずつ配られました。2人以上の家庭に1つではほとんど意味がありませんが・・・。
集金した自治会費は毎年余っているようです。私が生まれながらにして所属している自治会では、余った金額の返金ではなく、毎年3月になると約900円分のゴミ袋が返金に代わる形で戻ってきています。
大は小を兼ねるではないですが、例えそうだとしても私の家では大きすぎるゴミ袋900円分もいりません。案の定使いきれないので、毎年ゴミ袋がたまりにたまって困っています。
年3600円中900円も余るのであれば、会費を月300円から250円に減額して年3000円でも良いのではと思うのですが、増額はあっても減額というものはなかなかできないものなのかもしれません。
昔は、自治会というものに全く興味がなく参加もしていませんでしたが、実際に当番として1年間班長を経験したことで、自治会の方々が近所の清掃活動をしてくださっていることなどを知りました。街の美観はこのような影の労力によっても支えられているのでしょう。
自治会というものは改善すべきところがたくさんありますし会費も高いと思います。しかし自治会という存在は、自治体ができないこと・自治体がやってくれないことを補えるというメリットがあるので、個人的には必要ないですが、一人暮らしのお年寄りもいますし、町にとっては必要な組織であるという認識にはなりました。